誰にも言わないどうでもいいメモ

どうでもいいことを書いてます

将来の夢

 僕の将来の夢はプーさんになることです。そう僕は幼稚園のころ高らかに宣言したらしい。それから数年、高校卒業後、浪人してしまい本当にプーさんになった。

 

 今年で大学四年生になる。進路を決めなくてはいけない。研究室のメンバーのほとんどは大学院へ進学することを前提にしている。御多分にもれず自分も進学希望だ。また勉学に励むことになる。成果がでるかどうかわからないが。

 

 たまたま研究室の学生部屋で同期と大学院に落ちたらどうしようと駄弁っていた。一人は就職、もう一人は塾の講師で一発当てようなどと将来への展望を語った。今から大学院に落ちたらどうしようなんて不吉なこと言うのは嫌なんだけれども、可能性としては頭の中に入れとかないといけない。しかし僕はあまり働いたことない、労働童貞だ。それゆえに労働に対して恐れをなしている。

 

 中学時代、職場体験で一週間、繊維の卸問屋で働いたことがある。本当は本屋を第一志望にしていたのだけど、突然受け入れ先がキャンセルしてきてしまい第九志望である会社で職場体験することになった。

 

 しぶしぶ働いてみたものの、すこぶる楽しくなかった。エクセルで表を作ったり、布を切ってサンプルを作ったりした。体験期間は五日あったが残りの二日はずっとシュレッダー。これが労働なのかと思い知らされた。そして最終日、その会社の社長にお前は声が小さいし役立たずと罵声を浴びせられ体験は終了した。

 

 こんなこともあり労働に対しては畏怖の念すら抱いている。中二の夏に、労働とは恐ろしいものだと悟った。

 

 いままでの大学生活でバイトは少しばかりかしたもののほとんど失敗している。バイトですらダメだった。だから大学院に行って働かない道を探っているのかと思われるのかもしれないし、自分としてはそういう潜在意識みたいなものがあると自覚している。

 

 でもいつかは働いて稼いで暮らさないといけない。時限爆弾の針は刻一刻と進んでる。それを大学院という装置で遅らせているだけに過ぎないのかもしれない。どうしよう。

 


Tempalay "Doooshiyoooo!!" [Official Music Video]