誰にも言わないどうでもいいメモ

どうでもいいことを書いてます

君たちはどうイキるか

 君たちはどう生きるか?そういう本が最近ベストセラーらしい。僕のような斜に構えすぎて水平に近い人間はタイトルから説教臭く買う気にならないが。

 

 そろそろ大学が始まる。鬱屈とした大学生活。色気のない大学生活である。地方の大学はなんと寂しいことか。寺山修司ならもう書を捨てに捨てまくり、町へダッシュで駆け出すだろう。それほど何もないのだ。

 

 理系の人間だけど、たいして勉強ができない。このさきどうなるんだろう。モラトリアムを伸ばすために大学院に行こうと思うけど、たいして勉強ができないためまともな論文もかけず、食えない博士号を手に入れてしまうのだろう。そういうところで何か学歴が役にたてばいいなと思い、旧帝大に院進できればなんとかなると、安易な考えを持っている。でもそれを達成する能力もないのだ。

 

 この先どうなるのか。冬からの鬱な気分を引きずったまま専門の勉強をせず、ただただ小説を読み、美術館へ足しげく通う。それもいいけど僕はどうなるんだろう。奨学金の返済額680万というのを知り段々と恐怖を感じる。いいねえ勉強もせず親の金で都内のFラン大学に通う人は。贅沢な遊びだとおもう。

 

 でも僻んじゃだめだ。これはすべて僕の実力不足。都内の国立大学に行けなかった僕が悪い。巨額の金を稼ぐ能力がないからだ。すべての不都合はすべて自分の能力不足。東京喰種のセリフが僕を納得させ、奈落へ落とす。

 

 もう少しポジティブに生きようと思う。筋肉でも鍛えるか。