誰にも言わないどうでもいいメモ

どうでもいいことを書いてます

魅力

 約一年前ぐらいから髪を伸ばし始めた。理由としては伸ばしたことがなかったからだ。今では肩ぐらいまで伸びている。周りからの評価はあまり芳しくなく、浮浪者や不審者、売れないバンドマンなど評価は散々である。おそらく更にモテなくなったと思う。

 

 髪を伸ばしたからモテるというわけではないのは分かってる。というか更にモテないと思う。でもなんか「自分は周りと違うんや」という気持ちの悪い優越感を少し持つようになってしまった。しかし奇異の目で見られているのは間違いないと思う。

 

 そもそも自分の魅力って何だろう。顔がかっこいいとか、高身長とか、さわやかとかというのが人としての魅力なのだろう。上記のことはすべて今の自分には当てはまらないだろう。自分の魅力とはいったいなんなんだ。

 

 いい恰好するとか、オシャレに気をつかうことによって自分の魅力を引き出せるのではないか。でも自分の魅力が0だったらどうなる?0に何掛けても0なのだから意味はない。自分は何を持っているんだろう。何も持っていなかったとしたら......考えるだけで恐ろしくなる。魅力を持ちたいという願望はもしかしたら浅はかで愚かな願望なのかもしれない。それでも自分は、誰しもが人生の主人公でありたいと思っている。主人公でなければいけないという強迫観念。これが重くのしかかっているような気がする。背負うにはあまりにも重く離れにくいものをこの先背負うのか。気が滅入りそうだ。