誰にも言わないどうでもいいメモ

どうでもいいことを書いてます

結婚

 今年の八月に僕は23歳になる。大学で複素関数論のテストの最中に23歳を迎えることになってる。ここまでくると年齢はどうでもよくなってくる。ただの記号だ。同じ年の中学時代の友人はもう職に就き、はじめてボーナスをもらうだろう。

 

 23歳に近づくと、そろそろ結婚が頭をよぎるようになる。しかし肝心の相手がいない。バスに乗ると親子連れが仲睦まじく乗車する。ショッピングモールに行けばガラの悪い夫妻が歩いてる。その足元で子供たちは大暴れ。なぜガラの悪い夫婦の子供は三人もいるのだろうか。少子化なんて嘘のようだ。

 

 こんな夫婦を見ると、もし結婚したならば、子供を作るようになるのだろうか。子供を育てるってどういうことをするんだろう。僕は何も知らなさすぎる。無知はあっけなくカタストロフを呼び込む。

 

 根本的な問題として僕には結婚する「資格」があるのだろうか。稼ぐ能力もないし、おまけに奨学金もついてくる。こんな事故物件のような人間は誰が相手をしようか。物好きな世間知らずか、ファンキーな外国人か。それかガチで好きになってくれる人か。まずは相手を探さないといけない。ガチで。

 

 やっぱり一人が一番なのか。独り身となり世俗を離れ隠遁生活。それはそれでいいかもしれない。孤独死を迎えてもハッピーエンドだろう。畳のシミが俺の生きた証だ。