誰にも言わないどうでもいいメモ

どうでもいいことを書いてます

平衡状態

 嫉妬心というものは人をおかしくさせる。殺意や猜疑心を持たせたりして惨事を起こさせる。まるで悪魔のようなものだ。人間誰しも嫉妬心持って生きている。

 

 SNSを見ていると自分に出来ないこと、出来てないことがあると度々自分の無能加減に嫌になる。もうSNSなんて辞めちまえという声も聞こえなくもないが。恋愛の話や、お金の話だったり。僕には経験したことない話をさもできて当たり前のように感じてしまい嫌になる。相手にとって当たり前だけど、僕にとっては非常識みたいな。交換留学でもさせられているような気分でもある。

 

 自分にはなぜこんなこともできないのだろうか、と思い悩んだ結果ある種の考えが生まれた。それは世の中は平衡状態を保とうしているからだと得心した。平衡状態じゃないと何か恐ろしいことが起きるんじゃないかと。そのためにバランスを崩さないように人間は活動しているんじゃないかと。したがって、平衡状態を保つために自分には恋人がいないんだと妙に納得してしまった。恐らくこれは詭弁だけど。

 

 だから、いつか僕に恋人ができたら、平衡状態を保つために誰かが別れることになる。仕方ない、平衡状態を保つためだから。

 

  世の中は対照的にできていると思う。プラスがあればマイナスがある。世の中のものは大抵セットになって存在している気がする。僕が知っている中で反対のものがないのは光ぐらいだろう。やっぱりバランスが保たれているとなんか心地よい。熱湯じゃダメだし、冷水でもダメだ。やっぱりぬるま湯に浸かっていたい。汗もかくこともないし。冷水は被りたくないよ。