誰にも言わないどうでもいいメモ

どうでもいいことを書いてます

朝のマクドナルド

久しぶりに朝食をマクドナルドで食べた。毎度の事ながら受付は出稼ぎ労働の外国人である。いつものように齟齬をきたしながらメニューを頼み注文を待つ。アイスコーヒーとチキンクリスプマフィン。我ながらいい打順だと頭の中の井之頭五郎も呟きながら腹を空かせている。

 

プレートをもって二階に上がって席を探すとおじさん、おじさん、おじさん。溢れんばかりの中年サラリーマンやおじさん。朝のマクドナルドってなんか一触即発の雰囲気ありませんか?

 

京都のマクドナルドで朝食とった時は観光客もさることながらおじさんも引けを取らず多かった気がする。おじさん朝強い。

 

丸々と太った不健康なおじさんからみすぼらしいおじさん、ちょっと重役ぽいおじさん。中年サラリーマン。目の前のおじさんは夜の居酒屋で鍛え上げた自慢の腹を突き出しハンバーガーにがっつきながら新聞を読んでる。目の前に見える新聞の広告欄には「健康生活」と書いてある。そっちを読めよとつっこみたくなる。

 

他のおじさんは競馬の新聞読みながら熱心にチェックを入れてる。目が死んでる。自我を殺してる姿が見える。金のためなら自我をも殺すおじさんの姿は禅を極めた禅僧のようなたたずまいだった。達磨大師が禅の極意は何だと聞かれて「わかりません」と答えたようにあのおじさんも競馬の極意は何だ聞かれても「わかんねぇ」と答えるはずだ。なけなしの金を掛けて一瞬一瞬を生きているのかもしれない。おじさんはいつも命懸けだ。