誰にも言わないどうでもいいメモ

どうでもいいことを書いてます

疾風怒濤の時代

 ゲーテは青年期のことを疾風怒濤の時代と呼んだ。たしかに青年期は荒波に揉まれ揉まれ、いい味がするぐらい揉みこまれる。伯方の塩のCMにでも出すべきだ。トラウマもあの時の淡い恋も性病も依存症も、青年期にイベントとして現れると思う。先の見えない不安も。

 

 川端康成よろしく、先の見えないトンネルを抜けるとそこには何があるのだろうか。町なのか、それともさびれた枯野か、夢の中か。

 

 僕はどうなるのだろうと不安で枕を濡らす夜がある。どうしようもない。季節外れの寒さに身をやつすばかりだ。

 

 なにができるんやろうか。